一般社団法人 日本流行色協会（JAFCA）より毎年発表されているその年の「テーマカラー」があります。トレンドカラーとはまた別で、このテーマカラーはアパレルなどファッションに限定したものではなく、それぞれの年のムードを象徴する色が発表されています。
2021年に選ばれたカラーは白。「Zero White ゼロホワイト」と名付けられました。2020年から続くサバイバルな年を「ゼロ」から考えて行動する2021年。そして、白（ホワイト）のイメージ「知性」で本当に大切なもの、正しいもの見抜く。ゼロホワイトには、「希望を胸に、ゼロから考える」という意味が込められているそうです。
そして「清潔さ」を感じさせる“白”は住環境で欠かせない色でもあり、近年は白いスラット（羽根）のブラインドの人気も高いです。そんなおすすめの白いブラインドをお部屋別に見てみましょう。
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定番の浴室ブラインド
清潔感が重要な浴室は、白いブラインドを選ばれる方も多いのではないでしょうか。窓枠やバスタブも白が使われることが多いので、白いスラットのブラインドは調和も取れて、明るく清潔なイメージの浴室にはぴったりです。
ネジが打てない場合はつっぱり式のブラインドもありますし（注1）、水あかなどが気になる場合はフッ素コーティングが施されているスラットを選ぶと汚れがつきにくく、且つ汚れが落としやすくなります。
（注1）中空樹脂枠を使用した窓枠や凹凸のある壁、フッ素コーティングが施してある場合などは取付けられません。
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リビングにおすすめ その1
リビングならテラスやベランダに面して大きな窓があるケースが多いのではないでしょうか。そのような空間のメインになる窓には特に映えるウインドウトリートメントを選びたいですよね。そこでおすすめのひとつが縦型ブラインド（バーチカルブラインド）です。縦型ブラインドはすっきりとした縦のラインが美しく、天井から取り付けると部屋を広く見せてくれる効果もあります。
白いルーバー（スラット）の縦型ブラインドで天井や壁の白を繋ぐようにして一体感を出しつつ、ラグやソファーなど調度品を同系色にしたりモノトーンカラーを合わせたりすることで、ナチュラルにもシックにも、どのようなイメージにも演出できます。
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リビングにおすすめ その2
家族が集いくつろぐリビングには、木製ブラインド（ウッドブラインド）もおすすめです。天然木の存在感と高級感がメインルームとも言えるリビングによく合います。天然木らしい茶系のスラットもナチュラルな雰囲気が素敵ですが、白のスラットにすると木の温もりがありつつも明るく軽やかな窓辺になります。
白のスラットにもメーカーによって異なりますが、真っ白なものからラスティング加工を施したようなユーズド感のある白もあるので、お部屋のイメージやテイストに合わせて選ぶといいでしょう。北欧テイストにもシャビーシックなインテリアにもよく合います。
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和室に障子風ブラインド
和室にはモダンにプリーツスクリーンはいかがでしょうか。少し透け感のある和紙風の生地にすると障子と同じように日の差す日中は柔らかい明るさを感じさせてくれます。また、左右引き違いでどちらかはふさがってしまうケースが多い障子と違いプリーツスクリーンは上下方向に動かすので、全部上げたときに解放感があるのはもちろん、少しだけ上げて外の様子を伺いつつ視線は遮ることもできます。
不織布やポリエステル繊維でできた生地が多いので、そのような生地を選ぶと和紙のように破れる心配もありません。白い和紙のようなプリーツスクリーンで和室の趣はそのままに、和モダンでおしゃれな和室が完成します。
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「ゼロホワイト」とおすすめの組み合わせ
パントンはゼロホワイトと組み合わせて活用する色として2021年の「アソートカラー」と「アクセントカラー」も発表しています。ホワイトカラーのブラインドのお部屋のソファーやクッションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
出典：JAFCA
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まとめ
清潔さを表すために欠かせない「白」。白紙に戻す＝はじまりを意味する「白」。そんなクリーンで希望を感じる白（ゼロホワイト）のブラインドで窓辺を飾って、おうち時間が増える中、そこで生活する人たちが2021年もこれから先も、明るく前向きに過ごせる空間づくりのヒントになれば嬉しい限りです。
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