プリーツスクリーンは、豊富な生地・デザインバリエーションで、機能性の高い生地も充実している、オシャレな窓装飾品です。規則正しいプリーツの水平ラインが美しく、和室やモダンな室内にぴったり合います。しかし、製品はネジでの取り付けになるため、壁や窓枠に穴をあけたくない、賃貸なので取付が難しいと諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時におすすめしたいのがカーテンレールへの取付です。カーテンレールに取り付けることができれば、ネジを取り付ける際の穴をあける必要がありません。しかし、この取付の可否はプリーツスクリーンを製作している会社によって、実は異なってきています。今回は、ブラインド大手3社のプリーツスクリーンを、カーテンレールに取り付けることができるかをご紹介します。
・タチカワブラインド
タチカワブラインドで販売されているプリーツスクリーンは、市販のカーテンレールに取り付けることができます。その際、専用の部品「カーテンレールビス」が取付ブラケットの数だけ必要になってきます。プリーツスクリーンを購入の際に販売店で指定していただくか、お近くの専門店で部品をご注文下さい。カーテンレールの端にあるキャップを取り外し、中のレールランナーを抜き取れないタイプ、また装飾レールと呼ばれるタイプのカーテンレールには取り付けることができません。ご注意ください。
※対応している製品は「ペルレ」「ペルレペア」のコード操作・チェーン操作のみとなります。
※大型タイプのプリーツスクリーンは、製品重量があるため取付られません。
※カーテンレールの形状などによっては、レールビスがレールに入らない場合があります。その際は、カーテンレールを取り外して、直接プリーツスクリーンを取り付ける必要があります。
・TOSO
TOSOのプリーツスクリーンは、TOSOで販売されているカーテンレール「ネクスティ」「エリート」「レガートグラン」「レガートスクエア」「レガートプリモ」「レガート」の製品をご使用であれば、取り付けることができます。取付の際はマルチブロックという部品を、カーテンレールのブラケット(ダブルブラケット)の窓側と組み合わせることで、プリーツスクリーンの取付が可能になります。オプションになりますので、プリーツスクリーン購入の際にご注文下さい。
・ニチベイ
ニチベイのプリーツスクリーンは、シングルスタイル(一枚のスクリーンで構成されたスタイル)のみ、カーテンレールに取り付けることができます。取り付ける場合は「カーテンレール取付用ナット」が必要ですので、プリーツスクリーン購入の際に部品をご注文下さい。タチカワブラインドと同じく、レールの端にあるキャップを取り外して、中のレールランナーを抜き取れないタイプや装飾レールには取り付けることができません。
※ツインスタイル(2枚の透過度が違うスクリーンを上下に組み合わせたスタイル)は操作荷重が重くなるため、カーテンレールに取り付けることはできません。
・まとめ
ブラインド大手3社のプリーツスクリーンは、カーテンレールに取り付けられるかをご紹介しました。大手3社では、どこもカーテンレールにスクリーンを取り付けることができます。しかし、レールが限定されていたり、製品が限定されていたり、プリーツスクリーンのスタイルによっては取り付けることができなくなっています。カーテンレールに取り付けたいと考えられている方は、事前に販売店などに確認してから、ご注文下さいませ。
また、窓枠や壁面に正面付けのWレールにプリーツスクリーンを取り付ける場合は、奥側(窓側)に取り付けましょう。手前(室内側)のレールに取り付ける場合より、日々の昇降操作によるレールへの負担を軽減してくれます。(窓枠の中に天井付で付いているカーテンレールは前後どちらに取り付けても大丈夫です)
※2020年4月現在の情報となります。
※取付できる商品でも、カーテンレールがしっかり固定されていないと落下する可能性があります。ご注意くださいませ。