コロナ禍において、外出自粛やリモートワークの導入により、自宅で過ごす時間が増えた方は多いはずです。しかし、仕事のできる環境・幼い子がいる中で集中できる環境・騒音の無い環境の確保は難しい方も多く、仕事のスペースとプライベートのスペースを上手に分けて、家を快適にしたいと考える方は増加してきています。
しかし、いざリフォームを考えてみると、価格的にも時間的にもハードルが高い…。そんな時は、限りあるスペースを上手に利用し、間仕切りを使用して室内を仕切ってみてはいかがでしょうか。今回は、部屋を仕切る間仕切りアイテムをご紹介致します。
・パネル式ドア
パネルを動かして、左右に開閉することができる間仕切りのことを言います。1枚のパネルを引き戸のように移動させるタイプや、2枚のパネルを折りたたむタイプ、連結したパネルを折りたたんで開閉させるタイプなど様々あります。価格は他の製品に比べて高価になりがちですが、お洒落なデザインのものが多く、インテリアやコーディネートに合わせた製品を選ぶことができます。
・アコーディオンカーテン
レザー生地を楽器のアコーディオンのように伸縮させて、左右に開閉することができる折りたたみ式ドアのことを言います。軽い力で広いスペースを簡単に仕切ることができ、レールを取付けることができれば、設置も比較的楽に行うことができる、バリアフリーな製品です。パネル式ドアに比べれば価格も抑えられやすく、消臭・抗菌・防汚などの機能的な性能のあるレザー生地から、使用する環境に合ったものを選ぶことができます。
・ロールスクリーン
フラットなスクリーン生地を上部のメカで巻き取り、上下に開閉させる窓装飾品のことを言います。ブラインドなどと同じ窓を飾る装飾品になりますが、広い幅の作成に対応した製品もあり、幅広い場所を仕切ることが可能です。また、大掛かりな取付工事を必要としないので、ドライバー一本で手軽に設置することもできます。
使用しない時は上部のメカにスクリーンを巻き取ることができるので、他製品のように格納する場所をあまり取らず、すっきり片付けることができるでしょう。生地のバリエーションや生地性能(遮熱・遮光・抗菌・抗ウイルス)もメーカーごとに多彩に用意されていますので、室内のスタイルに合わせた生地を選んでいただくことができます。
・まとめ
間仕切りを使用すると、スペースを確保したり周りの人の視線をカットすることができます。急ぎの仕事場としても、落ち着いたプライベートな空間としても利用することができるでしょう。また、簡易的に室内を仕切ることで冷暖房を効率よく使用することができるので、光熱費の節約にもつながります。
リフォームほど大掛かりな工事は難しい、簡易的にスペースを仕切りたい、使わない時は広くスペースを確保することができる製品がいいという方は「間仕切り」を使って室内を仕切ることを検討してみてはいかがでしょうか。