ウッドブラインド(木製ブラインド)を長年使用していると、操作コードは摩耗したり切れたりします。タチカワブラインドでは「フォレティア」「フォレティアエコ」ループ式の操作コード交換方法を公開されていますので、操作コードを購入できれば、自分で修理を行うことができます。(平成18年10月~平成25年5月販売された製品)今回はこちらの詳細をご紹介いたします。
・操作コードを交換する前に
操作コードを交換するためには、交換用の新しいコードを用意する必要があります。まず、現在使用されているブラインドのメンテナンスシールを確認しましょう。(製品正面から見て、ボトムレール右端上面に貼付)そのシールに記載されている「製品名」「色」を確認し、ブラインド購入店またはブラインド販売店に「メーカー名」「製品名」「色」「長さ」「本数」を伝えて、操作コードを購入しましょう。
※操作コードはスラットカラーによって色が違います。購入される際は必ず「色」番号を伝えるか、メンテナンスシールの左上に記載している番号から製品に関する情報を確認してもらいましょう。
メンテナンスシールの見方:https://blind-mart.com/guide/405/
・操作コードの交換方法
対応製品:フォレティア・フォレティアエコ・アフタービート(平成18年10月~平成25年5月販売分)
必要工具:プラスドライバー、マイナスドライバー
1.木製ブラインドのヘッドボックス部分にある、ギャブリーカバーとフロントカバーの間にマイナスドライバーを差し込みます。ドライバーでこじるようにフロントカバーを取外しましょう。
2.コードゲートを取外します。
【▼平成18年10月から平成21年5月中旬の製品】
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3.ギャブリー部分を止めている中央のネジ部分をプラスドライバーで回し、取り外します。
4.ギャブリーを上に持ち上げ、操作コードを取り外し、新しいコードと入れ替えます。
5.3~1の手順で元の状態に戻し、交換終了です。
【▼平成21年5月中旬~平成25年5月の製品】
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3.操作コードの片側をギャブリーの隙間に挟み、図の矢印方向にギャブリーを回転させながら、古いコードを取り外していきます。
4.次に新しいコードをギャブリーの隙間に挟み、図の矢印方向にギャブリーを回転させながら、操作コードを元の状態になるよう戻していきます。
※自動停止機能が働いて、ギャブリーが回転しない場合があります。その際は、逆方向の回転でコードを取り付けて下さい。自動停止機能も解除されます。
5.2~1の手順で元の状態に戻し、交換終了です。
・まとめ
ウッドブラインドの操作コード交換方法をご紹介いたしました。平成25年5月以降に販売されたウッドブラインドでは、操作コードを巻き取る部分がヘッドボックスに内蔵され、コードの交換が難しくなっています。操作コードを交換されたい場合は、お近くのブラインド販売店や専門店で修理をご相談くださいませ。