ニチベイのウッドブラインド(木製ブラインド)を取付けるための取付ブラケットは、ブラインドが作成された年代で形状が異なっています。今回は”スライドロック式”と呼ばれるブラケットが使われていた「クレール(2007年4月~現在まで)・クレールグランツ(2018年6月~現在まで)」の取付け・取外し方法をご紹介いたします。
必要な工具:プラスドライバー
対応製品:クレール(2007年4月~現在まで)・クレールグランツ(2018年6月~現在まで)
・ウッドブラインド取付け
〈取付ける前に〉
ウッドブラインドのスラット幅は、アルミブラインドより幅があります。そのため、ヘッドボックス(上部メカ部分)には奥行があり、取付ブラケットもアルミブラインドに比べると大きいサイズになります。取付ける前に、ウッドブラインドを取付けられるかどうか奥行きを確認しましょう。
1.取付ブラケットを取付け
ウッドブラインドを取付けるための金具(取付ブラケット)を取付けていきます。ウッドブラインドを窓枠内側に取付ける(天井付け)場合は窓枠の天井面に金具を、窓枠を覆って取付ける(正面付け)場合は窓枠前面もしくは壁面に金具をネジで固定します。固定する位置は「天井付け」と「正面付け」のどちらも、製品両端部から4~6cmの位置に取付けて下さい。
ブラインドの幅が広い場合は、取付ブラケットが3個以上入っています。3個以上の場合は、両端に取付けたブラケット金具から、等間隔の位置に残りのブラケットを取付けてください。(ブラケットが左右並行(水平)になるように取付けます。)製品に付属している取付けネジは木枠用になるため、木質以外の下地(石膏ボードなど)には使用することができません。木部以外の下地に取付ける場合は、取付け面の材質に応じたネジ及びプラグ・アンカーなどを使用してください。
2.製品を取付ける
まず、取付けた取付ブラケットのスライドロック部分を引き出してください。そして、ウッドブラインドのスラット(羽根)が畳みあがった状態で、製品本体を両手で持ち上げます。ヘッドボックスを取付ブラケット手前のツメに引っ掛け、奥へ押し上げるように「カチッ」と音が鳴るまで押し込みます。左右の取付け位置が均等になっているか確認したのち、ブラケットのスライドロックを押し込めば取付け完了です。
・ウッドブラインド取外し
取付ブラケットのスライドロック部分を引き出してください。ヘッドボックスを両手でしっかり支え、手前方向(A)へ傾けながら、取付けブラケットのツメから取り外すように上方向(B)に引き上げて、取外し完了です。
・まとめ
ニチベイより、2007年4月~現在まで販売されているクレールと、2018年7月~現在まで販売されているクレールグランツの取付け・取外し方法をご紹介いたしました。それ以前に販売されていたウッドブラインドの取付ブラケットとは形状が異なりますが、スライドロック部分を引き出すことで取付け・取外しを楽に行うことができます。しかし、ウッドブラインドは重さがありますので、2人以上で充分に気を付けて作業を行いましょう。
・関連記事
ウッドブラインドの取付・取り外し方法 – タチカワブラインド編 (1)
ウッドブラインドの取付・取り外し方法 – タチカワブラインド編 (2)