プリーツスクリーンといえば、和室に取り付けられる方が多い窓装飾品です。しかし、規則的なプリーツの横ラインがモダンな印象を与えてくれるため、最近では洋室での取り付けが増えてきました。また、製作できるサイズも小窓やスリット窓と幅広く、最近の住宅に多いハイサイドライト窓(高い位置にある光を取り入れる窓)など様々な場所に使用される機会が増えてきている製品です。
今回は、このハイサイドライト窓や高窓に取り付ける際にあると嬉しい、電動プリーツスクリーンのニチベイでの取り扱いをご紹介させていただきます。
・もなみ
2020年6月現在、ニチベイのプリーツスクリーン「もなみ」には「コード式」「ループコード式」「チェーン式」「ワンチェーン式」「コードレス式」などの手動操作の他に、電動で操作できる「電動式」があります。電動式はリモコンで簡単に操作できる「スタンダード仕様」とコントローラーで操作できる「マルチ仕様」の2種類から選ぶことができ、複数台の操作を同時に行うこともできるようになっています。
※スタンダード仕様・マルチ仕様のどちらも、シングルスタイル(一枚のスクリーンで構成されたタイプ)のみ作成することができます。
・スタンダード仕様
「スタンダード仕様」は家庭用電動式プリーツスクリーンの標準タイプです。リモコンを使用して、高い位置のプリーツスクリーンの昇降操作を簡単に行うことができます。この仕様であれば、プリーツスクリーンやコントロールユニット・受信機などを壁に取り付け、電源プラグをコンセントに差し込むことで使用できるようになるので、複雑な電気工事などを行わなくても使用することができます。
また、スタンダード仕様では最大8台までの電動プリーツスクリーンを接続し、複数台を操作することも可能になっています。プリーツスクリーン単体を操作する単独操作と、リモコン送信機の信号を同時に受けることができるプリーツスクリーンを、一斉操作で操作することができます。
※スタンダード仕様には、壁にシングルコントローラを取り付けて昇降操作を行う方法もあります。
・マルチ仕様
「マルチ仕様」は家庭用電動式プリーツスクリーンで、コントローラーの取り付けに取付工事が必要なタイプです。コントローラーは、グループコントローラーか液晶マルチコントローラーかを選ぶことができ、最大31台までの電動プリーツスクリーンを接続して、複数台操作を行うことができるようになっています。
グループコントローラーならプリーツスクリーン単体を操作する単独操作、全台を一斉に操作する一斉操作、グループごとに分けて操作するグループ操作かを選んで取り付けでき、液晶マルチコントローラーであれば単独操作・一斉操作・グループ操作を画面で切り替えて操作することができるようになっています。
・まとめ
ニチベイの電動プリーツスクリーンをご紹介致しました。ニチベイの電動プリーツスクリーンは、取り付けが簡単でリモコン操作できる標準タイプと、複数台のプリーツスクリーンを気軽に操作できるタイプの2種類があります。どちらもメリット・デメリットがありますが、単体の取り付けなのか、複数台の取り付けなのかで選び分けていただく事が、最適な選び方ではないかと思います。商品購入の際の参考になりましたら幸いです。
※2020年6月現在の製品詳細となります。
・関連商品