テラス窓。どんなブラインドを選べばいい?

テラス窓や掃き出し窓と呼ばれる、庭やベランダに通じる背の高い窓。開口部が床面まであり、アウトドア空間との行き来することが多い窓だと思います。今回は、そのような背の高い大きな窓にどのようなブラインドを選べばいいのか、ご紹介します。

  • 縦型ブラインド

テラス窓 掃き出し窓 バーチカルブラインド 縦型ブラインド
バーチカルブラインドとも呼ばれる縦型ブラインドは、出入りの多い窓におすすめのブラインドのひとつです。その理由は、カーテンと同じように左右に開閉するから。右寄せ・左寄せ、とルーバー(羽根)を寄せることができるので、スピーディーに出入りするスペースを確保することができます。

その中でもバトンで開閉ができるタイプが最適です。バトンで開閉するタイプの場合、片手でサッと開けることができますし、出入りしたい幅だけを開けたいときも気軽に操作ができます。タチカワブラインドとニチベイなら「バトン式」、トーソーなら「バトン式」か「コード&バトン式」がバトンで開閉操作ができる操作方法になります。

また、左右どちらでもフレキシブルにルーバー寄せたいときは、各メーカーともに両側にバトンを付けることができます。タチカワブラインドなら「バトン式両バトン」、ニチベイなら「バトン式両側操作」、トーソーはオプションで「バトン追加」(追加料金要)をすると、出入りする状況に合わせて右からも左からも開けることができます。

テラス窓 掃き出し窓 縦型ブラインド バトン式
他にも例えば、ルーバーを中央に寄せて両方同時に出入りができるようにしたいとき。そのような時は、タチカワブラインドは「ラインドレープ セパレート」、トーソーは「コード&バトン式 両開き バトン追加」、ニチベイは「ループコード式 両側開閉操作反対寄せ」を選ぶとルーバーを中央に寄せることができます。またメーカー3社とも「レールジョイント仕様」と言って、窓が大きい場合などレールを繋いで取り付ける場合も、中央寄せ(中央納まり)にすることができます。

テラス窓 掃き出し窓 縦型ブラインド 中央寄せ 中央納まり

  • 横型ブラインド

テラス窓 掃き出し窓 横型ブラインド セパレート
上下に開閉する横型ブラインドの場合は、窓の方立て(仕切り部分)に合わせて複数台に分けたり、分割型のブラインドを選ぶといいでしょう。分割型のブラインドは、メーカー3社(タチカワブラインド・ニチベイ・トーソー)とも「セパレートタイプ」として販売しています。窓の方立てに合わせて区切ることにより、出入りするサッシ部分のみ上げ下げできるので便利です。

複数台に分ける場合のメリットは、故障した場合など、その不具合があるブラインドのみ修理や交換をすればよい点が挙げられます。セパレートタイプの場合は1本のヘッドボックスに2台のブラインドが付いているので、不具合がある場合、丸ごと修理や交換をすることにはなるのですが、購入費用は複数台にするよりも経済的です。また、カーテンボックスがない窓などヘッドボックスが見える場合なら、1本のヘッドボックスなので見た目もスッキリしています。

複数台に分けるときはもちろん自由に横幅を決めることができるように、セパレートタイプの場合もどこで分割するか自由に指定することができます。(ニチベイは中央分割のみ)ですので3枚扉の窓などの場合は、メインで出入りする側の方立てに合わせて左右の横幅を決めるといいでしょう。

横型ブラインド セパレートタイプ 分け方

  • まとめ

洗濯物を干したり取り込んだり、草花への水やりなどのガーデニングや、子どもなら庭で遊ぶときなど、毎日の生活の中で出入りすることが多いテラス窓。どのようなブラインドを選べばいいか、おわかりいただけたでしょうか?縦型ブラインド、横型ブラインド、どちらでもテラス窓に合うブラインドを見つけることができます。ぜひ理想のインテリアやご家庭のスタイルに合わせて、快適に使用できるブラインドを選んでください。

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