ブラインドを使用していると、スラット（羽根）が傷んだり、折れ曲がってしまいます。そうなるとブラインドがうまく使用できなくなったり、キズが気になって、買い替えるか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか？そんな時に自分でスラットの交換ができれば、長くブラインドを使用でき、買い替える必要も減ってきます。タチカワブラインドがそのスラット交換方法を公開されていますので、順を追って見ていきましょう。
・スラット（羽根）交換の前に
まず、交換用のスラット（羽根）を必要枚数分用意する必要があります。ブラインドについているメンテナンスシールで製品名、サイズ、色を確認してください。メンテナンスシールの見方がわからない方は、下記ページを参考に確認ください。確認ができたら、ブラインド購入店・ブラインド専門店に連絡し、「製品名」「サイズ」「色」「必要枚数」を伝えてスラット（羽根）を購入しましょう。
メンテナンスシールの見方 ：https://blind-mart.com/guide/405/
・スラット（羽根）の交換方法
対応製品：シルキー、シルキーカーテン
必要工具：マイナスドライバー、ペン
タチカワブラインド：スラットの交換方法
1.ボトムレール下側についているテープホルダーを、マイナスドライバーの先端で取り外してください。
2.ボトムレール内の昇降コードを引き出し、結び目をペンなどでマーキングして、結び目が分かるようにします。その後、結び目をほどいてください。
3.傷んだスラット（羽根）の位置まで昇降コードを引き抜きます。
4.傷んだスラット（羽根）を引き抜きます。
5.傷んだスラット（羽根）を引き抜いた位置に、新しいスラット（羽根）をセットし直します。
6.引き抜いた昇降コードを、スラットの穴に通し直します。この際に、昇降コードはラダーコードの横ピッチ線を5、6本ごとに交差するよう通してください。
7.ボトムレールの穴に昇降コードを通した後、ペンでマーキングした位置で結び目を作り直し、ボトムレールの中に戻します。
8.はずしたテープホルダーを取付けます。高さ調整機能がついているテープホルダーは、下記の写真のようにラダーコードをテープホルダーにセットし、取付けます。
・まとめ
ブラインドのスラット交換方法をご紹介しました。詳細はＤＩＹが得意な方向けとなっていますが、力作業などは特に必要なく、丁寧に作業を行う事が重要になる内容でした。特に手順７番の昇降コードの結び目位置で、ブラインドの昇降が斜めになる可能性があります。斜めに畳みあがる場合は、水平になるよう結び目の調節をしっかり行うようにしましょう。
※修理や調整に伴う事故・製品の破損につきましては、弊社は責任を負えません。タチカワブラインドなど、ブラインドメーカーに問い合わせするなどして、可能な作業かを確認のうえ、慎重に作業を行いましょう。
