アルミブラインドを購入したけれども、窓枠の中にブラインドが入りきらない…。他で使用していたアルミブラインドを使いたいけれど、丈が長いので少しだけ自分で短くしたい…。そんな時に自分でブラインドの丈をつめたい方もいらっしゃるかと思います。
以前はブラインドの「幅をつめる方法」をご紹介いたしましたが、「丈をつめる方法」もタチカワブラインドさんより公開されています。「高さ調整機能(少しだけ短くする)」と、「丈詰め方法(工具を使用して短くする)」2つの方法がありますので、詳細を確認していきましょう。
・高さ調整機能
少しの高さ(1ピッチ分)であれば、コインを使用してブラインドの高さを調整することができます。丈を少しだけ短くしたい方は、こちらの作業を行いましょう。
対応製品:シルキー、シルキーカーテン(平成12年4月以降の販売商品)
必要工具:コイン(硬貨)
1.ボトムレールの下側についているテープホルダーのダイヤルをコインで右回転に回すと調整できます。
※ダイヤル1/4回転で約5mm製品高さが縮められます。
2.縮めすぎた場合は左方向に回して、巻取られたラダーコードを引っ張り出してください。
・丈詰め方法
工具を使用して丈をつめる方法です。難易度は中程度になり、DIYが得意な方向けの内容となっております。
対応製品:シルキー、シルキーカーテン
必要工具:メジャー、マイナスドライバー、はさみ、ラジオペンチ
タチカワブラインド:丈つめ方法
1.丈をつめたい長さをメジャーで計り、テープなどでスラットに印をつけます。
2.ボトムレール下側についているテープホルダーを、先端が細いタイプのマイナスドライバーで取り外します。
3.ボトムレール内から昇降コードを引き出し、出てきた結び目をほどきます。
4.印を付けたスラットの位置まで昇降コードを引き抜きます。
5.印を付けた位置から下のスラットを全て引き抜きます。
6.印を付けたスラットがあった位置に、ボトムレールを取り付けなおします。
7.ボトムレールから下の余分なラダーコードをはさみで切り取ります。
※ボトムレールのすぐ下を切らず、1~2cm残して切ります。
8.ボトムレールの穴に昇降コードを通し、結び目を作った後にボトムレールの中に戻し入れます。
9.ボトムレールにテープホルダーを取り付けなおします。高さ調整機能がついているテープホルダーは、ラダーコードをセットして写真のように取付けます。
10.操作側のイコライザーを外し、ボトムレールが水平になるよう昇降コードの長さを調整して結びなおします。余分なコードはハサミで切り取りましょう。
・まとめ
ブラインドの丈つめ方法をご紹介しました。内容自体は余分なスラットを抜いて、余分なコード分を切り、元に戻す作業になります。しかしコードを1度切ってしまうと、最初の長さに戻す事が出来なくなりますので、短くする長さを間違えないように注意して作業してください。また、修正後はブラインドが斜めに畳みあがる場合があります。そんな場合は、上記10番の手順を慎重に行い、ブラインドが水平に畳みあがるようしっかり調節しましょう。
※修理や調整に伴う事故・製品の破損につきましては、弊社は責任を負えません。タチカワブラインドなど、ブラインドメーカーに問い合わせするなどして、可能な作業かを確認のうえ、慎重に作業を行いましょう。