先日、TOSO(トーソー)の新製品展示会「ウインドウファッションフェア2023」に参加させていただきました。ブラインド各メーカーでは、毎年5~6月頃に製品のリニューアルや新製品の発表が行われています。その特長を、新製品展示会では実際の製品に触れながら、メーカー担当者から説明を聞く事ができます。
今年のTOSO(トーソー)新製品展示会では、フラットカーテン(ヒダの無いカーテン)用のレールや、カーテンの開閉を自動化できる製品、壁面に取り付けることができるハンギングバーなど様々ありました。その中でも当店が注目していたのは「家中の窓をコーディネートできる」をテーマに様々な製品が一冊にまとめられている「コルト」シリーズの内容がリニューアルした点です。そのリニューアル内容を見てみましょう。
・カタログをより使いやすく
「コルト」といえば、お家一軒を丸ごとコーディネートできるカタログです。「コルト」カタログ一冊があれば、アルミブラインド、ウッドブラインド、ロールスクリーン、調光ロールスクリーン、バーチカルブラインドを網羅でき、カラーも一定の統一感を出しながら家中の窓をコーディネートすることができるようになっています。また、今回の新しいカタログでは「各商品の操作方法」「各製品のメリット・デメリット」「お手入れ方法」「透過度確認シート」の情報が製品種類ごとに掲載されることになりました。製品の特徴を一目で抑えやすくなり、自分のイメージと実際の使用感を照らし合わせて製品を選ぶことができるようになっています。窓に合う製品がなかなか決められないという方でも選びやすいのではないでしょうか。
・スクリーンカラーがリニューアル
新しいカタログでは、ロールスクリーンとバーチカルブラインドの「コルト/コルトシークル」や調光ロールスクリーンの「コルトライン」のカラーバリエーションが一新されます。これまでのポップなカラーバリエーションから、より壁紙や家具などインテリア空間になじみやすいベーシックなカラーが拡充。より使いやすく、他製品とも合わせて選びやすいカラーラインアップとなっています。
また、ウッドブラインドのスラットカラーには、今人気のグレイッシュな床材カラーに合わせた「トープグレー」「チャコールグレー」「オーク」「ウォールナット」の4色が追加されます。展示会では床材と一緒に新スラットカラーが展示されていましたが、少しくすんだ落ち着いた色合いが、ナチュラルモダンやヴィンテージなテイストにとても合わせやすいカラーと感じました。
・部品カラーにブラック色が追加
ロールスクリーンとバーチカルブラインドの部品色に「ブラック」が新しく追加されます。インテリアのトレンドとなっているブラックの建材や建具などに合わせやすいカラーとなっており、アイアン家具などと合わせて統一感のある空間が演出できるようになっています。最近では壁紙と窓周り製品のカラーを合わせることで、室内を広く見せたり、統一感を出す事などが多く、アクセントとして部品色に濃い色を用いる方が多いそうです。その需要に応えての新色追加になったと担当者の方は話されていました。
・ポイントカットに新柄が登場
「コルト」のロールスクリーンでは、ロールスクリーンにポイントカットと呼ばれる切り抜き柄をオプションとして選ぶことができます。生地にレーザーカット加工を施すことで、単調な生地にアクセントが生まれ、切り抜きから取り込まれる日射しの移ろいが豊かな表情を見せてくれるでしょう。今回は「ハンギンググリーン」「サボテン」「キッチンツール」「キャンプ」「ファッション」「月・星」「気球」「自転車」をモチーフにした、おしゃれでかわいい8柄が新登場。グリーン地の生地にハンギンググリーンのポイントカットが、私は特におしゃれで気に入りました。
・まとめ
TOSOの新製品展示会で発表されていた「コルト」カタログのリニューアル内容をご紹介致しました。展示会で新しい製品、新しいカラーを実際に見ると、やはり新たな発見や新しい取扱いへのワクワクを実感します。6月19日より新しいカタログとなっていますので、これから窓に取り付ける製品を検討されている方は「コルト」カタログを確認してみてはいかがでしょうか。
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