プリーツスクリーンを長年使用していると、操作チェーンが自然と劣化し、切れてしまうことがあります。操作チェーンが切れてしまうと操作ができなくなるので、修理を行いましょう。ニチベイではプリーツスクリーンの操作チェーンの交換方法を公開されていますので、切れてしまった際は自分で交換していただくことができます。今回は、こちらの交換方法をご紹介致します。
・チェーンを交換する前に
操作チェーンを交換するために、新しいチェーンを用意する必要があります。現在使用されているプリーツスクリーンを室内側正面から見て、ボトムレールの左側底面に製品情報を記載したシール(メンテナンスシール)が貼付されています。このシールに記載されている「JNo.(受注番号)」と「メーカー名」、「操作チェーンの必要な長さ(現在のチェーンの長さ)」をプリーツスクリーン購入店やプリーツスクリーン販売店に伝え、新しい操作チェーンを購入しましょう。
※メンテナンスシールは、平成6年4月以降に購入された製品に貼付されています。
※操作チェーンの色はメカカラー(ヘッドボックス・ボトムレール)によって異なります。
・操作チェーンの交換方法
対応製品:もなみ ツインスタイル(2011年7月19日~販売分)
対応操作方法:ワンチェーン式(チェーン式とは異なります)
必要工具:プラスドライバー
必要部品:新しい操作チェーン
※難易度は中程度(☆3段階表示中の☆2)になり、DIYが得意な方向けの内容です。
1.操作ユニットのビス(写真)を1ヶ所外し、操作ユニットをスライドさせながらヘッドボックスから抜き取ります。
2.操作ユニットのビス(写真)を2ヶ所外し、操作ユニットカバーを取外します。
3.操作ユニットからプーリーを取り出し、かかっている古いチェーンを取外して、新しいチェーンに取り替えます。
4.プーリーを再び操作ユニットに戻し、手順を2→1へ順に戻って操作ユニットをヘッドボックスに取り付け直していきます。操作ユニットにシャフトをはめ込む際に穴の形がズレている場合は、チェーンを引いて位置を合わせてからはめ込むようにしましょう。
※ヘッドボックスへ操作ユニットを差し込む際に、スクリーン生地の一部を操作ユニットに通す必要があります。スクリーン生地が傷まないよう注意して戻していきましょう。
・まとめ
プリーツスクリーンの操作チェーン交換方法をご紹介致しました。作業内容はとてもわかりやすい内容となるため、チェーンの交換はとてもしやすいのではないでしょうか。しかし、手順4の操作ユニット部分をメカに取り付ける際にスクリーン生地を傷めてしまうと、生地が曲がったり破れたりする可能性があります。交換作業を行われる場合は、慎重に作業を行ってくださいませ。
※2021年9月の記事になります。
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