「黒」を取り入れたモノトーンのインテリアは今も昔も人気です。でも、部屋が暗く感じるのでは?圧迫感を感じるのでは?と感じるならば、ブラインドに「黒」を選んでみてはいかがでしょうか。
モダンでかっこいい雰囲気にしたい場合、すっきりとシンプルな感じにしたい場合など、黒の使い方も様々あります。黒いブラインドでも合わせるインテリア等で大きく変わるので、ご覧ください。
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かっこいい「黒」
黒を取り入れた部屋と言えば、男性のおしゃれでかっこいい部屋のイメージが強いのではないでしょうか。
レンガ調の壁紙、黒い革張りのソファーと木の温もりを感じるデスク・・・ヴィンテージモダンな雰囲気の空間に漆黒のハニカムスクリーンを合わせています。素材はポリエステルの不織布なので、無機質になりすぎないかっこよさと居心地のよさを感じる空間になっています。趣味のものや好きなものを集めて、自分だけのお気に入りのプライベートスペースになりそうです。
ウッド調のインテリアに合わせたマットブラックのアルミ横型ブラインドです。落ち着きあるスタイリッシュなコーディネートに仕上がっており、こだわりのある大人の男性を感じさせるワークスペースになっています。スラットに穴が開いていないタイプのブラインドなら、穴からの光漏れも防いでくれるので、パソコン操作も快適です。
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重厚な「黒」
「黒」のイメージとして「高級感」を感じる方も多いと思います。窓辺に落ち着いた黒のブラインドを合わせると、ホテルライクなワンランク上の上質な空間にしてくれます。
上はアルミ横型ブラインドで、下はプリーツスクリーンになります。どちらもはっきりとした黒ではないことで感じる上品さと高級感のある空間になっています。合わせる調度品も黒を基調にして、全体的なトーンをまとめることで落ち着きを感じるホテルの一室のような雰囲気です。横型ブラインドはスラットに穴のないタイプ、プリーツスクリーンも遮光生地なので、ゆっくり休みたい寝室におすすめです。
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シンプルな「黒」
「黒」を選ぶ理由にシンプルさを求めるケースもあるでしょう。モノトーンですっきりとまとめられた部屋は気持ちがいいものです。
大きなテラス窓にはバーチカルブラインド(縦型ブラインド)、小窓にはロールスクリーンを、同じ生地で統一感のある空間に仕上げています。縦のラインがシャープな縦型ブラインドと1枚布のすっきりとしたロールスクリーンで「黒」でも重苦しさを感じない窓辺です。
ベッドサイドのラグとベッドのリネン類もグレーの濃淡でニュアンスを出しつつ、ペールピンクのクッションが差し色になって優しい雰囲気にしてくれています。
黒に近い濃い色のウッドブラインドです。木製だと重厚感が出がちなウッドブラインドも、壁や調度品、ベッドリネンもホワイト系にすることで、シンプルでナチュラルな明るい印象の部屋になっています。壁のペンダントライトや額のフレームには黒を、リネンにはグレーのボーダーを入れることで程よく引き締まっている印象です。
和紙調の黒い生地が目を惹くプリーツスクリーンです。「黒」でも透け感があることと、上部は白のシアー生地なので、重くなりすぎず、シンプルで明るい印象です。チェアーやラグは白にして、サイドテーブルもガラスの透明感で明るさを入れつつ、壁をアクセントでベージュ系にすることで柔らさもプラスされ、大人カジュアルな部屋になっています。
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変化を楽しむ「黒」
窓辺に変化が生まれることで、部屋がさらにおしゃれにセンスアップできる、「黒」のブラインドです。
ルーバー(羽根)の両端に動きのある形にレーザーカットを施した、オリジナリティあふれるバーチカルブラインドです。全部で4タイプのカットデザインがあるのですが、それぞれ影と光に変化が生まれることで、ハイセンスな黒のブラインドがさらにワンランクアップしたおしゃれな窓辺にしてくれます。
ドレープ(厚地)とレースがボーダーになっていて前後に2枚重ねている調光ロールスクリーンと呼ばれている製品です。生地をスライドさせることで光を調整することができます。黒に近いチャコールグレーのスクリーン生地に、落ち着きを感じさせるベッドまわりでシックな大人の雰囲気の部屋になっています。
前後をドレープで全閉すると黒の濃淡があるボーダー柄、レースを開けて採光できるようにすると黒と白のコントラストがきれいなボーダー柄になり、異なる表情が楽しめるのも素敵です。
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まとめ
「黒」を取り入れた部屋は、黒が多いほどスタイリッシュな印象になるように、黒の分量の多さで大きく印象が異なります。また、狭い空間に多く使うと圧迫感を感じてしまう場合もあります。
基本は「白い壁×黒いブラインド」で黒の分量も多すぎず、調度品の色合いを変えることで好みのイメージに近づけることができると思います。あとは、黒×茶でモダンにかっこよくまとめたり、黒×白×ベージュで優しさも加えたり、「黒」を上手に使っておしゃれで居心地のよい部屋をつくってください。
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