窓周りの装飾品（ロールスクリーン・ブラインドなど）には、様々な操作方法があります。その中でも「ループレス/コードレス」な操作方法はとても安全性が高く、簡単に操作ができることを皆さんご存じでしょうか？言葉に馴染みがなくてよくわからないという方が多いかもしれませんが、「ループレス」は操作部分がループ状にならない操作方法、「コードレス」は操作部分にコードが無い操作方法を表しています。今回はこの「ループレス/コードレス」な操作方法が便利で安全性が高いことをご紹介致します。
・ループレス/コードレスのメリットとは？
「ループレス/コードレス」な操作方法を選ぶ事には、メリットがあります。まず、操作部を引くだけの簡単操作が多い事。操作が簡単なので直感的に操作を行いやすく、普段操作しない方でもとても使いやすいのです。煩わしい操作が少ないので、昇降操作を行うことを億劫に感じることが少なくなるのではないでしょうか。
そして、操作部には余計な装飾などがほとんどありません。見た目もすっきりした印象になるので、周りのインテリアにとても溶け込みやすく、操作部がループ状・コード状になっていないことで、絡まるなどの心配をする必要がなくなります。特に窓周りの装飾品は、子供に操作コードが絡まるなどの事故が報告されているため、小さい子がいるご家庭では特に注意する必要があります。「ループレス/コードレス」な操作方法なら「操作部が無い」「操作部に手が届かない」「操作部を触っても安全」となるので、安心して使用いただくことができるでしょう。
・ループレス/コードレスな操作方法の種類
「ループレス/コードレス」な操作方法は、とても扱いやすく安心して使えます。その種類は1つではなく、窓装飾品ごとにいくつかの種類が用意されていますので、見てみましょう。
〈スマートコード式 / クリエティ〉
昇降操作を行う際に、製品サイドに取り付けられたコードを引くだけで操作できる方法です。ロールスクリーンやプリーツスクリーン、アルミブラインドなどで採用される場面が増えてきており、ローマンシェードにも登場しています。操作位置が高めの位置になるため、小さい子供が触りにくく、安全性の高い操作方法です。
〈コードレス式 / ハンドル操作〉
昇降操作を行う際に、製品下部に付いているグリップを手でつまんで操作する方法になり、手軽に好きな位置へ昇降を行うことができます。主にプリーツスクリーンやハニカムスクリーンに用いられています。手で操作を行うため、手の届く小窓や腰高窓で使いやすい操作方法です。
〈プルハンドル / プルグリップ〉
昇降操作する際に、製品下部に付いているグリップを引っ張るだけで簡単に操作できる方法です。主にロースクリーンに用いられています。腰高窓などに最適なタイプですが、高い位置の窓に取り付けた場合は、専用のフックなどを使用して操作を行いましょう。
（タチカワブラインド）
〈バトン式〉
操作を行う際に、製品サイドに取り付けられたバトンで操作を行う方法です。主に縦型ブラインドで用いられています。バトンによるダイレクトな操作になり、カーテンを引くようにルーバーを操作することが可能。操作バトンが高い位置にあることで、小さい子供がいる家庭でも安心です。
〈電動式〉
操作を行う際に、専用のリモコンやスイッチで操作を行う方法になり、操作部がないので、スッキリした見た目になります。ブラインドやロールスクリーン、シェードなど、ほとんどの製品で採用されています。最近ではスマートフォンやスマートスピーカーと連動させることで、遠隔操作や音声操作ができる「IOT」化が進んできていますので、操作もほとんど必要ないスマートな暮らしを実現しています。
・まとめ
いかがでしたでしょうか？どの「ループレス/コードレス」な操作方法も、すっきりした見た目で操作動作がわかりやすく、扱いやすいことがわかっていただけたのではないでしょうか。今回は窓装飾品全般を紹介していますが、窓装飾品の構造や開閉方向は製品によってそれぞれ異なります。窓装飾品によって最適なループレス・コードレスな操作方法は異なってきますので、選べない方法も製品によってある点はご了承くださいませ。安全性が高く、快適な操作を行えるループレス・コードレス操作を選ぶ参考になりましたら幸いです。
※2021年8月現在の記事になります。
