ブラインドのカラーを選ぶとき、通常は単色(1色)でお考えの方がほとんどです。しかし「ツートンカラー」にすることで、表と裏のスラット(羽根)の色をそれぞれ選ぶことができ、スラットの凸面と凹面で違った2色のカラーが楽しむことができます。今回は、ツートンカラーのバリエーションをブラインドメーカー3社を例にご紹介します。
※カラーの見方:左側カラー凸面、右側カラー凹面
・ツートンカラーのイメージ
室内側を凸面にした場合と凹面にした場合と印象がガラリと変わります。時間、季節などに応じて変化させ、快適な空間を演出します。階上や太陽の光を遮りたいときは、スラットの向きは室内側が凹面になるので、凹面は涼しげな淡いカラーがおすすめです。
・タチカワブラインド:22パターン(44カラー)
タチカワブラインドのツートンカラーは、スタンダードなベージュやグレー、ブラウンなどに加え、ピンクやグリーンなどカラーバリエーションが豊富です。同系色でもシルバーが凸面(凹面)にあることで、光の反射に役立ちながら、お部屋ではお好きなカラーが楽しめます。また、凹凸面逆配色も可能です。ヘッドボックス・ボトムレールのカラーは右側(凹面)のカラーと同色または同系色になります。
・TOSO(トーソー):4パターン(8カラー)
TOSO(トーソー)のツートンカラーは、厳選された4パターンで、可愛らしさのあるカラーラインナップになっています。全パターンに共通の「ソフトアイボリー」は何色にも合う優しい色味でどんなお部屋にも馴染んでくれることでしょう。凹凸面逆配色も可能です。ヘッドボックス・ボトムレール・コード類は、凹面カラーと同色または同系色になります。
・ニチベイ:9パターン(18カラー)
▼通常ツートンカラー バリエーション
▼遮熱ツートンカラー バリエーション
ニチベイのツートンカラーは、スラット幅25mmの製品は全色対応しており、カラーもピンク・グリーン・ブルー・モノトーンと厳選されております。遮熱ツートンもベーシックカラーと同価格とは、嬉しいところです。凹凸面逆配色も可能です。ヘッドボックス・ボトムレールのカラーは、スラット(はね)の凹面と同色または同系色です。(一部タイプにより異なる場合があります。)
・まとめ
いかがでしたでしょうか?1台で2色の雰囲気を楽しむことができる「ツートンカラー」のブラインド。ブラインドメーカー3社とも、通常の1色カラーの場合と同じ価格になっています(2017年7月現在)。スラット幅や商品タイプなどによっては、ツートンカラー対応外になっている場合もあります。ご希望の製品が対応しているかどうか、各ブラインドメーカーのWEBカタログなどで確認するか、または、ブラインドメーカーのショールーム等で、相談しながらブラインド選びをすることをおすすめします。