プリーツスクリーンを降ろした際に、ボトムレール(プリーツスクリーンの最下部レール)が窓枠に当たって気になる…。そんな時は「高さ調整機能」を利用しましょう。国内主要ブラインドメーカーでは、プリーツスクリーンを取り付けた後に高さを調節する機能が備わっていますので、誰でも簡単に調整できます。今回は、TOSOとニチベイの高さ調整方法について説明致します。
・TOSO
対応製品:しおり(コードレス式以外)
《高さ調整方法》
1.高さ調整部はボトムレールの上面についています。製品の正面から作業を行う場合は、ボトムレールを正面側にひっくり返して作業します。
2.ロックプレート部分を取り外します。(作業をしていない他の箇所は必ずロックプレートを付けたままにしておきます。)調整部が出てくるので、調整部をスライドして高さ調整を行います。4段階のスライドが可能になっており、1段階で約5mmの製品高さ、最大約20mmの製品高さを短くすることができます。また、調整部を逆方向にスライドすることで、短くした製品高さを元の高さに戻すことができます。
3.ロックプレートの突起部を調整部の溝にはめて、取付けてください。残りの昇降コード箇所を、同じように調整して完成です。
・ニチベイ
対応製品:もなみ(コードレス式以外)
用意するもの:マイナスドライバー
《高さ調整方法》
1.スクリーンを下降します。
2.ボトムレールを少し持ち上げ、昇降コードが緩んだ状態にします。スクリーン裏側のボトムレール上面の昇降コード位置に高さ調整ダイヤルがあるので、マイナスドライバーを使って矢印方向(時計回り)に回し、商品高さを短く調整していきます。ダイヤル1/8回転で約5mmの製品高さ、最大約40mmの製品高さを調整することができます。また、調整後に製品高さを長くしたい場合は、昇降コードを引っ張りながら調整ダイヤルを逆方向(反時計回り)に回してください。
※昇降コード位置により、ピッチテープなどが付いています。キズなど付けないよう注意してください。
3.残りの高さ調整ダイヤルを、同回転数になるよう調整して完成です。
・まとめ
TOSOとニチベイの高さ調整方法を紹介いたしました。メーカーにより、高さ調整できる最大の長さや方法が異なります。しかし、どちらのメーカーもドライバーで回す、部品をスライドさせるだけの簡単な作業で、短くしすぎた際も元の長さに戻すことができます。プリーツスクリーンの丈が気になる方は是非お試しくださいませ。
※ご使用の製品購入年度により、対応していない場合や、調整方法が異なる場合があります。詳しい内容は、商品添付の説明書を確認いただくか、メンテナンスシールの番号を確認の上、各メーカーへお問い合わせください。