前回はタチカワブラインドの新製品発表会の訪問レポートをお伝えしました。そして今回は、「WITH_Living! 触って、試せるトーソーフェス」をテーマに開催している、トーソー(TOSO)の新製品展示会にお邪魔してきたので、ご紹介したいと思います!
1.コンセプトは「WITH_ 」
今回のコンセプトは「WITH_ 」、壁紙と合わせたり(WITH_壁紙)、カーテンと合わせたり(WITH_カーテン)…ブラインドが主役ではないけれど、空間になじんで引き立ててくれる存在、『名脇役』のようなブラインドの提案がたくさんありました。
・WITH_壁紙
主役ではないけれど存在感がある、そんなブラインド製品の数々が展示されており、最近の住宅によく見られる壁の一面だけ壁紙の色を変える”アクセントクロス”と合わせやすいカラーが揃っていました。もちろん壁紙の定番”ホワイト系”と合わせやすいカラーもたくさんあります。
その調和の中で意外とポイントになるメカカラー(部品色)。今回、ロールスクリーンとバーチカルブラインドのメカカラーに、壁紙になじむ「グレージュ」と、ブラックフレームの窓枠によく似合う「ブラック」が仲間入りです。
特にグレージュはホワイトではパキッとしてしまうし、ベージュより黄色味は抑えたい、できるだけ壁紙と調和させたい…そんな願いを叶えてくれます。実際に会場で見てきたのですが、白でもない、ベージュでもない、グレーでもない、絶妙な色合いで、「壁紙になじみが良い色」と説明を聞いたときに「なるほど!確かに!!」と思いました。
・WITH_カーテン
WITH_壁紙はカラーやデザインがポイントでしたが、WITH_カーテンはカラーはもちろん、テクスチャー、質感・素材感がポイントでしょうか。ざっくりとした織り生地でカーテンと合わせやすかったり、レースカーテンに合わせて柔らかな風合いの生地たったり、ファブリックの魅力を活かしてリビングを引き立ててくれます。
・WITH_畳、WITH_床材
「和」での利用にターゲットを絞って「畳」と調和するカラーにこだわったプリーツスクリーンは、和紙風の生地でも透け感に違いがあり、プライバシーが気になる窓かどうか、住環境に合わせて選べます。
「木」との調和を考えたときに床材(フローリング)と合わせることが多いウッドブラインド。コルトウッドシリーズではトレンドのグレイッシュなカラーも増えて、ヴィンテージやノルディックなど、幅広いスタイルに合う色が揃っています。
2.人気の「ルノ」シリーズがリニューアル
バーチカルブラインド、ロールスクリーンで人気の「ルノプレーン」と「ルノファブ」。今回、カラーが増えてリニューアルしました。さらりとした素材感の「ルノプレーン」は壁紙に合わせやすく、ざっくりとした織り生地の「ルノファブ」はカーテンと合わせやすい、両生地ともに『24色』展開です!
ルノプレーンもルノファブも、定番のホワイト・ベージュ・ブラウン系に、トレンドのグレー系から、ピンク・ブルー・グリーンなどの色味のあるものまで揃っていて、多すぎず少なすぎず、欲しい色が見つかる…そんなカラー展開に感じました。
3.触って試せる体験コーナー
トーソー(TOSO)の展示会では初の試みだったらしいのですが、いろいろ試せる体験コーナーがありました。
ミニチュアハウスの壁紙をアクセントクロスできたり、バーチカルブランドとロールスクリーンをコーディネートできるようになっています。ダイニングテーブルを置いたり、ソファーを置いたり…TOSOのオリジナルのキャラクター、ハリソンくんもいました♪
こちらは非遮光生地と遮光生地の透け方が比較できるコーナーです。特に気になる夜の外からの見え方がわかるようになっています。生地を交換して、遮光等級ごとの違いも確認できるようになっていました。他にも逆バージョンで、室内に入る光がどれくらい遮ることができるかを比較できるものもありましたよ。
4.まとめ
決してものすごく選択肢が多いわけではないけれど、でも選びやすく合わせやすい…トレンドも抑えつつ、ちゃんと必要なものは揃っている、そんなイメージでしょうか。コンセプトの「WITH_ 」を実感できる展示会でした。
たまに見かけたハリソンくんは女性スタッフの手作りだとか。ハリソンくんがいたり、手作りの体験コーナーがあったり、ちょっと遊び心もあって楽しめる、とてもアットホームな雰囲気でした。
今年2024年9月に創立75周年を迎えるトーソー。またこれからにも期待したいと思います。