先日、4年ぶりに開催された「タチカワブラインド 新製品発表会 2023」に行ってきました。新しく発売されたたくさんの新製品が展示してあり、各コーナーでタチカワブラインドの社員の方々が丁寧に説明をしてくれて、とても見ごたえのある展示会でした。
“これからの暮らしをかなえる”をテーマにいろいろな新製品があったのですが、新製品発表会を見てきた中で今回大きくリニューアルされたヨコ型ブラインド「シルキー」のスラット(羽根)についてご紹介したいと思います。
グロスレス遮熱
まず入って一番最初のコーナーがこの「グロスレス遮熱」でした。今回のリニューアルの一番大きなポイントなのではないでしょうか。実は、2021年8月に「グロスレス遮熱スラット」は発売されていたのですが、どちらかと言えばオフィス向けで白やグレー系のみの10色展開でした。
新しく発売されたシルキーのグロスレス遮熱は写真にもあるようにピンク系やブルー、グリーンなど、全部で40色揃っています。さらに、遮熱の省エネ+メンテンス性も加わった「フッ素+グロスレス遮熱」(15色)、「酸化チタン+グロスレス遮熱」(15色)も新しく仲間入りしています。
遮熱効果や拡散反射で眩しさも抑えてくれる機能面だけではなく、つやのないマットな質感も魅力の「グロスレス遮熱」、シンプルにもインダストリアルにもノルディックにも・・・どのようなスタイルの空間にも調和するのでおすすめです。
ビジュアルカラー
つぎのコーナーは「ビジュアルカラー」です。木目柄はカラーバリエーションをリニューアルして「ウッドホワイト」「ウッドグレー」など、ブラインドでも人気色のホワイト・グレー系のカラーが追加されました。
また、今回新たに「マーブルホワイト」「マーブルグレー」「マーブルダーク」の石目調デザインのスラットが仲間入りしています。画像の一番前に並んでいる3台が石目調スラットです。大理石風の床と合わせても素敵ですし、グレイッシュで落ち着いたカラーなので和室や和モダンなお部屋に合わせてもおしゃれなのではないでしょうか。
ベーシックカラー/オリジナルカラーコーディネート
最後は「ベーシック/オリジナルカラーコーディネート」です。定番のベーシックカラーも大きくリニューアルしました。色数だけをみると今までの103色から84色に減ったのですが、バリエーションは流行りのマットなカラーやグレイッシュなカラーが加わっており、選ぶ楽しさは減っていないと感じました。
天井や壁の一部だけ色や素材の違うアクセントクロスにする方法は、お部屋がぐっとおしゃれな雰囲気になるので人気のインテリア手法です。今回、マットでグレイッシュなカラーも増えて、「アクセントクロスと合わせやすい」とのお話を伺ったのですが、なるほどと思えるスラットカラーバリエーションだと思います。
自分でスラットの色を組み合わせてオリジナルのブラインドがデザインできるオリジナルカラーコーディネートも、全部自由に選べる「フリープラン」、パターンオーダーの「ムーブ」と「ニュアンス」はそのままですが、6分割にして3色を繰り返す「トリコロール」と6分割にして2色を繰り返す「ボーダー」の配色パターンが仲間入りしています。
まとめ
大きくリニューアルした「シルキー」のスラットバリエーション。気になった方はデジタルカタログをチェックしつつ、メーカーショールームやブラインド販売店を訪れたり、足を運ぶことが難しい場合は気になる色のスラットサンプルを取り寄せたり、ぜひ実際のスラットも見て欲しいです。