お部屋の印象が大きく左右する窓。おしゃれさにもこだわりたいけれど、快適さもやっぱり大事ですよね。横型ブラインドのようなシャープさとファブリックの柔らかさを備えたプリーツスクリーンは、お部屋を問わず人気の窓インテリアです。その中でもシースルー生地と不透明生地の2種類の生地を上下に組み合わせたツインスタイル(ペアタイプ)は、1台2役で使い勝手も抜群です。
でも、シースルーを上にするのか、不透明生地を上にするのか・・・どっちがいいのだろう?と悩みませんか。そんなお悩みをシーン別に解決していきましょう!
-
通行人が気になる窓
戸建ての家や集合住宅の1階にある道路に面した窓は、外を通る人の視線が気になりますよね。そのような窓の場合は、上をシースルーのレース生地に、下を不透明のドレープ生地にしましょう。外を通る人から見えないくらいの高さにドレープ生地を上げて視線を遮りつつ、上部のレースからはやさしい光を室内に入れることができます。
1階にある窓に限らず、2階や3階でお隣の家と窓と窓の位置が重なるような場合、お隣の気配が気になるものです。このようなケースも同じようにレース生地を上に配置して、視線が気にならない高さにドレープ生地を上げると、採光しつつプライバシーを確保できます。
-
上の階が気になる窓
お隣の家の上階からの視線が気になる位置にある窓の場合は、上を不透明のドレープ生地にして、下をシースルーのレース生地にするといいでしょう。上部のドレープ生地で上からの視線を遮りつつ、下のレース生地からは光を取りこむことができます。
このパターンの場合、下のシースルーから外の景色を楽しむことができるのもひとつの特徴です。レース越しに見てもいいですし、雪見障子のようにレースを少し上げて低い位置から庭の風景を眺めることもできるので、和室など床に座って過ごす空間にもおすすめです。
-
日差しが気になる窓
差し込む日差しがまぶしいと、お部屋が明るいのはいいのですが、例えばテレビが見にくかったりパソコンの画面がちらついたりと不快なものです。そのような窓の場合は、上を不透明のドレープ生地にして、下をシースルーのレース生地にしましょう。
車の運転でまぶしい時にサンバイザーを降ろすと運転しやすくなることと同じで、ドレープ生地を途中まで降ろすことで日差しを遮ってまぶしさを抑えてくれます。そして、下のレース生地からは採光もできるので、室内が暗くなることもありません。
-
まとめ
いかがでしたでしょうか。窓の方角や位置、周辺の環境によって、レース生地とドレープ生地どちらの生地を上にするかで快適さも変わってきます。今回挙げた3つのシーン以外にもいろいろなケースがあると思います。自分の家の窓はどうしたらいいのか迷ったときは、販売店スタッフに相談してみるのもひとつです。
また、透過度によって光の表情が異なりますし、室内や室外からの見え方(透け方)も違ってくるので、販売店やショールームでカタログを見たり実物を比べたり、いろいろ触れてみることもおすすめです。
※ペアタイプはタチカワブラインド、ツインスタイルはトーソーとニチベイの呼称です。