「昼は明るくしたい。でも夜は外から見えたくない」——リビングの大きな窓ほど、こう感じる人は多いですよね。レース付きのバーチカルブラインドを選ぶと、昼は光を取り込みつつ、視線はほどよくカットしやすくなります。さらに“夜の見え方”は、製品選びだけでなく閉め方(角度)と室内照明で体感が大きく変わります。

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バーチカルは透けやすい?
バーチカルブラインドは「透けやすいの?」と心配されることがあります。
特に夜は、室内のほうが明るく、外が暗くなるので、窓ガラスを通して人影が見えやすくなります。バーチカルブラインドは、ルーバー(羽)の角度や重なりや、窓の端にできるわずかなすき間があります。
この“すき間”から光が差し込み、閉めているつもりでも“なんとなく見えている気がする”という印象につながります。この対策として、レース付きのブラインド選びはおすすめの方法です。
たとえば、レース付きタイプを選ぶと昼間の視線をやわらげながら明るさを確保しやすくなり、夜はルーバーの角度を調整することで、外からの視線が当たりにくい方向に向けることができます。また、照明を窓際に強く当てないだけでも、見え方は大きく変わります。
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レース付きバーチカルにする利点

レース付きバーチカルは、イメージとしては「カーテンのレースと厚地を、バーチカル1台の中で使い分けられる」感じです。
ポイントは大きくこの2つ。
- 昼:明るさを残しながら、外からの視線をやわらげやすい
- 夜:閉め方(角度)を工夫すると、落ち着きやすい状態を作りやすい
「ずっと閉めっぱなしで暗い…」になりにくいのが、レース付きの強みです。
TOSO:デュアルツイン
TOSOのレース付きバーチカルには「デュアルツイン」があります。こちらは「ドレープ(厚地)と、レースを組み合わせて使えるタイプ」です。
さらに、リビングでありがちな「ちょっとだけ開けたい」にも寄り添った機能があるので、“使い勝手の良さ”とすっきりとした見た目が強みです。

タチカワ:ラインドレープ ペア
タチカワなら、タテ型ブラインド 「ラインドレープ ペア」が、レース付きのバーチカルブラインドになります。「昼はレース感覚でやわらかく、夜はしっかり」視線を遮れるのでおすすめです。

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これが一番効く!時間帯別の“使い方のコツ”
レース付きバーチカルの時間帯ごとの使い方のおすすめをまとめて紹介いたします。
昼:レースを活かして、明るさ優先で。
昼は外が明るいので、レースを活かすと「明るいのに、なんとなく見えにくい」状態が作りやすいです。リビングで長く過ごす人ほど、この快適さが効いてきます。
夕方:まぶしいときは“全部閉める”より角度
西日がつらいとき、いきなり完全に閉めると部屋が暗くなりがち。そんなときは、角度を少し変えて直射だけ逃がすのがおすすめです。明るさを残したまま、目にもやさしくなります。
夜:ポイントは「角度」+「照明の位置」
夜は「閉めれば安心!」…と言いたいところですが、実は角度が超大事です。外から視線が来る方向に対して、羽が真正面を向くより、少し向きをずらしたほうが見えにくく感じやすいことがあります。
それともう一つ。意外と効くのが照明です。窓の近くが明るすぎると、シルエットが出やすくなります。できれば、部屋の奥側をメインで照らす配置にすると落ち着きやすいです。
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夜の透けを防ぐには“遮光&遮像”生地を味方に
夜の“透け”がどうしても気になる方は、遮光生地 や 遮像(ミラーレース系)生地を取り入れると特に効果が高くなります。
遮光生地は、夜に室内の照明をつけてもシルエットが出にくく、寝室や道路に面したリビングにおすすめです。ただし、遮光は暗くなり過ぎてしまうため、昼間の明るさを重視する場合は、時間帯で角度を変えて使うとバランスが取りやすくなります。
もう一つが「遮像」タイプのレースやミラーレース系生地。これは光を反射しやすい繊維を使っているため、外から中が見えにくく、内側からは屋外の明るさを感じやすいのが特徴です。日中の視線対策に強く、夕方など光が斜めに入る時間帯でも“人影がぼんやり見える”を軽減できます。
また、遮光や遮像生地を組み合わせると、ダブル効果で透け対策がさらに強化されます。「夜に透けない窓」にしたい場合、生地の機能を味方につけることが、一番確実で失敗しない方法ですよ。


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まとめ
「夜、外から見えそう…」は、バーチカルブラインドを選ぶ人がよく感じる不安です。
でも、レース付きを選ぶことで、昼の明るさを守りながら視線対策もしやすくなります。そして夜は、羽の角度の作り方と照明の置き方、生地の選び方で体感がグッと変わります。
TOSOなら「デュアルツイン」、タチカワなら「ラインドレープ(レース付き)」で選んでみてはいかがでしょうか。
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