「ウッドブラインドを自分で取り付けたいけれど、正面付けって難しい?」「天井付けとの違いがよく分からない」──そんな悩みをお持ちのあなたへ。
この記事では、初めてウッドブラインドを【正面付け】で取り付けようとしている方を対象に、失敗しないためのコツや注意点をわかりやすく解説します。DIY初心者でも安心して取り組めるよう、具体的な手順からよくあるトラブルまで丁寧にご紹介。これから購入する方にも役立つ内容です。
1.正面付けとは?天井付けとの違い
正面付けと天井付けは、同じ大きさの窓でも、こんなにも印象が変わります!
正面付けの特徴
ウッドブラインドの「正面付け」とは、窓の枠や壁面にブラケットを取り付ける方法です。窓全体を覆うため、断熱性や遮光性を重視する方に向いています。
メリット
- 壁一面を美しくカバーでき、デザイン性が高い
- 窓枠の奥行きが浅くても設置可能
- 採光のコントロール幅が広い
デメリット
- 取付位置によってはネジ穴が目立つ
- 施工に下地の確認が必要
- ブラインドの出っ張りが空間に影響することも
取付方法 | 設置場所 | 向いている用途 |
正面付け | 壁面 or 窓枠前 | 採光+目隠しを両立したい場合 |
天井付け | 窓枠の内側 | スッキリ見せたい場合 |
2.取り付け前に確認すべきポイント
必要な道具と採寸方法
DIYでウッドブラインドを正面付けするには、まずは必要な道具の準備が不可欠です。
- 必要な道具
- メジャー
- 電動ドリルまたはプラスドライバー
- 下地探し(下地センサー)※木枠ではない場合
- 水平器 ※推奨
- 鉛筆 or マスキングテープ
- 採寸時のポイント
- 幅:窓枠の左右+5〜10cmが一般的
- 高さ:取付け位置から床まで-1cm、腰高窓の場合は好みの位置まで
正面付けの下地の確認方法
石膏ボードにネジを直接打つと重さに耐えられません。必ず下地(基本は木部)を探してから取り付けてください。センサーがない場合、壁を軽く叩いて音の変化を確認する方法もありますが、初心者にはおすすめできません。
3.ウッドブラインドの取り付け手順(正面付け)
取り付け手順ステップ(初心者向け)
- 設置位置を決める
- ブラインドが完全に窓を覆う位置かつ開閉しやすい高さを確認
- ブラケットの仮当て・マーキング
- 両端にブラケットを仮あてして、ネジ穴位置を鉛筆で印
- 下地の確認と穴あけ
- 下地があることを確認し、下穴を空けておくと失敗が少ない
- ブラケットの取り付け
- 水平器で水平を確認しながらしっかりと固定
- 本体を取り付けて動作確認
- スラットの開閉・昇降動作がスムーズに行えるか確認
4.よくある失敗と対処法
取り付け後によくあるトラブル
トラブル内容 | 原因 | 対処法 |
ブラインドが傾いて見える | ブラケットの位置ズレ | 水平器で再調整し取り付け直し |
昇降コードが引っかかって動かない | 本体の取り付けが不完全 | ブラケットにしっかりはまっているか確認 |
ネジがしっかり固定できない | 石膏ボードのみにネジを打った | 下地センサーで下地がある場所を探す |
5.まとめ
ウッドブラインドの正面付けは、しっかり準備すればDIYでも十分に取り付け可能です。特に「窓をしっかり隠したい」「おしゃれに見せたい」というニーズにはぴったりな方法。
ただし、下地の確認や採寸など、事前の確認を怠ると失敗につながります。この記事の手順を参考に、ぜひ自分らしいウッドブラインドの取り付けにチャレンジしてみてください。