窓辺の防犯対策を強化することは、空き巣にとって“侵入しにくい家”をアピールすることにつながります。犯罪抑止効果を高めるには実は、窓辺のブラインドを工夫するだけでも、住まいのセキュリティ対策を強化できるんです!最新のスマート家電を活用すれば、さらに強化した高度な防犯対策が可能になります。この記事では、防犯効果を高めるためのブラインド選びのポイントとスマート家電の効果的な活用方法を紹介します。あなたの大切な家を守るために、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ窓辺の防犯対策が重要?
空き巣の侵入経路として最も多いのは「窓」。窓は、壁に比べて強度が弱く、侵入しやすいポイントだからです。「うちはマンションの高層階だから大丈夫」と思っている方も、油断は禁物。ベランダを伝って侵入するケースも少なくありません。ご家庭の防犯対策を見直して、日ごろから防犯の意識を高め、セキュリティ対策を強化しましょう!
■防犯効果を高めるブラインド選び3つのポイント
防犯対策としてブラインドを選ぶなら、以下の3つのポイントを押さえましょう。
1. 外から見えにくいブラインド選び
空き巣は、事前に家の中の様子を伺い、侵入しやすい家かどうかを判断しています。室内が丸見えのレースカーテンや、隙間から簡単に覗けてしまうブラインドは、格好の標的になってしまうので対策が必要です。
【素材】
スラット(羽根)の隙間が少ない木製やアルミ製がおすすめです。素材も丈夫で破られにくく、遮蔽性もあってシルエットも映りにくいため、侵入者に家の中を悟られにくくする効果が期待できます。
【二重構造】
レースカーテンとドレープカーテンの組み合わせや、ブラインドとレースカーテンの組み合わせも効果的です。特に夜間は、照明をつけた際に、外から部屋の中の様子が見えにくくなるものを選びましょう。
2. 開けにくい構造のものを選ぶ
【スラット幅が広く、枚数の少ないブラインド】
簡単に開け閉めできるブラインドは、逆に空き巣にとっても侵入しやすいポイントに。スラットの枚数が少ない方が、こじ開けたり、破壊したりすることが困難になります。物理的に侵入口を頑丈にし、侵入に時間がかかるほど犯行を諦めやすくできます。
目安は「5分以上」侵入の為の破壊行為に耐えられると、侵入者の約7割は侵入を諦めると言われています。そして、窓枠にしっかりと固定できるブラインドを選びましょう。ぐらつきがあると、簡単に外されてしまう可能性があります。
3.色や柄で防犯性を高める
カーテンやブラインドなどの色や柄は、住人の性別や年齢が分からないように選ぶことが重要です。例えば、ピンク色や花柄のカーテンは、女性が住んでいることが空き巣犯に知られてしまう恐れがあります。そこで、モダンなデザインやシックなデザインのカーテンやブラインドを選ぶと防犯性が高められます。
■スマート家電で外出時の防犯対策
最近ではIoT技術の発展で、スマートホームの普及が急速に進んでいますよね。スマート家電を活用することで、より高度な防犯対策が可能になるんです。
長期間家を留守にする際は、ランダムタイマー付きの電動ブラインドの活用やスマートフォンの遠隔操作で、一定時間ごとに開閉する仕組みを作ると、まるで人がいるかのように見せかけることが可能です。
また、照明と連動させて外出時や就寝時に電動で照明のオンオフ操作をすれば、在宅しているように見せることができ、泥棒に警戒心を抱かせる効果があります。
▼IoT化についての詳しい説明はこちら
・スマートブラインド生活 – 簡単!!「IoT」の始め方を解説
【補助錠でさらにセキュリティ強化】
ブラインドだけでは不安な場合は、窓に補助錠を併用することで、さらに防犯効果を高めることができます。
■おすすめ
窓枠に取り付けるタイプ: 工具を使わず簡単に取り付けられるものが多く、賃貸住宅でも利用しやすいのが特徴です。
サッシに取り付けるタイプ:窓とサッシの間に挟み込んで固定するものや、ネジ止めするものなどがあります。
補助錠は、窓を開ける際に手間がかかるため、空き巣に対して時間稼ぎの効果も期待できます。
まとめ| ブラインドを賢く選んで、安全・安心な暮らしを!
この記事では、防犯対策に役立つブラインド選びのポイントをご紹介しました。
今回ご紹介したブラインド選びのポイントを参考にして、ブラインドとスマート家電を組み合わせて活用すればかなり効果的な防犯対策ができるのではないでしょうか。
また、ブラインド選びだけでなく、日頃から使い方を工夫することで、さらなる防犯対策につながります。今日からできる対策を始めて、安全・安心な暮らしを手に入れましょう。